Q&A 設計編

Q.1
リフトイン工法の更生工法としての分類を教えて下さい。
A.1
更生工法の分類としては、反転工法、形成工法、製管工法、鞘管工法に分類され、リフトイン工法は、鞘管工法に属します。
Q.2
リフトイン工法の標準的な適用範囲を教えて下さい。
A.2
適用口径(仕上がり径)は、φ700~φ2600となります。
適用延長は、裏込材の注入可能距離より、2kmとしています。
適用水深は、10cm程度溜まり水では施工が可能であることから、10cm程度以下としています。 既設管種は、鉄筋コンクリート管・アーチカルバート・ダクタイル鋳鉄管・鋼管・メタルコルゲート管等、形状は、円形、矩形、三面水路、馬蹄形等に適用可能です。
Q.3
リフトイン工法の発進スペースは、どのくらい必要ですか。
A.3
発進部の必要スペースとしては、管搬入スペースの他、クレーン設置スペース、裏込材注入プラント、管置場等が必要となります。(図-1 参照)
Q.4
既設水路に対し、強化プラスチック複合管の通過検討を行う際の離隔を教えて下さい。
A.4
既設水路内径と管の受口外径との離隔が片側で2cm確保できれば通過可能です。 但し、屈曲部や曲率部がある場合は、別途詳細な検討が必要です。
Q.5
強プラ管鞘管工法の人力搬入と比較して、リフトイン工法が優れている点を教えて下さい。
A.5
50mを超えるような施工延長の場合や、既設水路の床面の状態が悪い場合等は、リフトイン工法が優位となります。
また、既設水路との離隔も、人力搬入では片側10cm程度の確保が必要ですが、リフトイン工法の場合は、片側2cmの離隔で施工可能です。
トータル工事費も軌条レールや搬送用バンドが不要となるため、低減が可能です。
Q.6
構造計算で自立管設計が可能ですか。
A.6
内挿する管は、強化プラスチック複合管を使用するため、既設管の強度がなくても自立管としての設計が可能です。
例えば、下水道の場合、内挿用の管種で許容土被りH=7.2~8.2mまで対応可能です。
Q.7
強化プラスチック複合管の耐震性について教えて下さい。
A.7
強化プラスチック複合管の管体は、高強度かつ優れた変形性能により地盤のせん断ひずみに対して柔軟に追従でき、レベル1,レベル2地震に対しても、十分安全であることが確認されています。護岸近傍の永久ひずみについては、管の長さを検討することで耐震性を確保できます。
Q.8
強化プラスチック複合管の耐食性について教えて下さい。
A.8
酸、アルカリに対し、優れた耐食性を有しており、特に腐食性が強いpH3未満の強酸性環境下においても長期性に問題が無いことを世界で最も厳しい耐酸試験により確認しております。
Q.9
強化プラスチック複合管の水密性について教えて下さい。
A.9
強化プラスチック複合管の継手部は、スリップオンタイプでリップ構造のゴム輪を用いているため、許容曲げ角度が大きく、高い水密性を確保できるとともに伸縮・可とう性も有する構造となっています。
Q.10
流入管がある場合の配管割付方法について教えて下さい。
A.10
流入箇所を事前に測定し、流入のポイントより1本手前に調整管を使用し、流入ポイント部を標準管(4m)の中心位置になるように配管割付を行います。
Q.11
更生後は、口径が小さくなるが流量は、確保できますか?
A.11
FRPM管の粗度係数は n=0.010 であるため、コンクリート管に比べて1サイズダウンでほぼ同じ流量を流すことができます。
Q.12
裏込材の使用材料について教えてください。
A.12
裏込材として、通常エアーモルタルを使用します。エアーモルタルの特性は、流動性がよく、裏込作業中に材料分離をせず安定していることや注入後の熱硬化温度が低い事などが上げられます。また、エアーモルタルの圧縮強度は、1.0N/mm2程度としています。
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